OS Xで初めて完全に機能するランサムウェア「KeRanger」を発見(Palo Alto Networks) | ScanNetSecurity
2026.10.04(日)

OS Xで初めて完全に機能するランサムウェア「KeRanger」を発見(Palo Alto Networks)

 OS XおよびiOSは、比較的安全なOSと思われている。それはシステム設計面による部分もあるが、基本的にはユーザーの絶対数が少なく、サイバー犯罪者が“カモ”だと考えていなかっただけだ。セキュリティ脅威がいつ発現してもおかしくない。

脆弱性と脅威 脅威動向
Transmission の公式 Web サイト
Transmission の公式 Web サイト 全 2 枚 拡大写真
 OS XおよびiOSは、比較的安全なOSと思われている。それはシステム設計面による部分もあるが、基本的にはユーザーの絶対数が少なく、サイバー犯罪者が“カモ”だと考えていなかっただけだ。セキュリティ脅威がいつ発現してもおかしくない。

 米Palo Alto Networksは現地時間6日、OS Xで動作するランサムウェア「KeRanger」を発見したことを発表した。

 OS Xを狙うランサムウェアとしては、2014年にKaspersky Labが「FileCoder」を発見しているだけだが、「FileCoder」は不完全なソフトで、脅威とはならなかった。しかし「KeRanger」は、OS Xで発見された、「初めて完全に機能するランサムウェア」だという。

 「KeRanger」は4日に、OS X用BitTorrentクライアントソフト「Transmission」のインストーラーから発見された。このインストーラーは数時間前に配布がスタートしたばかりで、発見時点でもまだ配布が行われていた。この感染がどのようにして起こったかは確認できていないとのこと。

 「KeRanger」有効なMacアプリ開発証明書で署名されており、AppleのGatekeeperを無効化。3日間潜伏し、その後、ファイルを暗号化し、特定アドレスに1ビットコイン (約400ドル) を支払うよう要求してくる。Time Machineバックアップ ファイルの暗号化も試みる模様。

 パロアルトネットワークスは、Transmission ProjectとAppleに報告済みで、両社は対処を実施したとしている。

OS Xを狙う初のランサムウェア「KeRanger」が発見される

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

    「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

  2. バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

  3. メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

    メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

  4. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  5. バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop