月例セキュリティ情報13件を公開、最大深刻度「緊急」は5件(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2025.12.10(水)

月例セキュリティ情報13件を公開、最大深刻度「緊急」は5件(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2016年3月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は13件で、このうち最大深刻度「緊急」は5件、「重要」は8件となっている。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
2016年3月のセキュリティ情報
2016年3月のセキュリティ情報 全 1 枚 拡大写真
日本マイクロソフト株式会社は3月9日、2016年3月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は13件で、このうち最大深刻度「緊急」は5件、「重要」は8件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで44件。今回発表された内容は以下の通り。

「緊急」
MS16-023:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3142015)要再起動
MS16-024:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3142019)要再起動
MS16-026:リモートでのコード実行に対処するグラフィック フォント用のセキュリティ更新プログラム(3143148)要再起動
MS16-027:リモートでのコード実行に対処する Windows Media 用のセキュリティ更新プログラム(3143146)再起動が必要な場合あり
MS16-028:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム(3143081)再起動が必要な場合あり

「重要」
MS16-025:リモートでのコード実行に対処する Windows ライブラリの読み込み用のセキュリティ更新プログラム(3140709)要再起動
MS16-029:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3141806)再起動が必要な場合あり
MS16-030:リモートでのコード実行に対処する Windows OLE 用のセキュリティ更新プログラム(3143136)要再起動
MS16-031:特権の昇格に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3140410)要再起動
MS16-032:特権の昇格に対処するセカンダリ ログオン用のセキュリティ更新プログラム(3143141)要再起動
MS16-033:特権の昇格に対処する Windows USB 大容量記憶域クラス ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3143142)再起動が必要な場合あり
MS16-034:特権の昇格に対処する Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3143145)要再起動
MS16-035:セキュリティ機能のバイパスに対処する .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム(3141780)再起動が必要な場合あり

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

    セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

  4. お薬手帳自動登録機能にシステム不具合 薬情報が誤って表示される事象発生

    お薬手帳自動登録機能にシステム不具合 薬情報が誤って表示される事象発生

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop