UNIX向けルーティングソフト「Quagga」に任意のコードを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Quaggaが提供する、UNIX向けのルーティングソフトウェア「Quagga」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Quagga 0.99.24.1 およびそれ以前」には、bgpd が VPNv4 用の BGP ピアを設定している場合にバッファオーバーフローを引き起こされる脆弱性(CVE-2016-2342)が存在する。この脆弱性が悪用されると、悪意ある BGP ピアによって、特定の設定の bgpd が動作するホスト上で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》