1万円の罰金を要求する日本語表示に対応したAndroid版ランサムウェアが国内に流入(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

1万円の罰金を要求する日本語表示に対応したAndroid版ランサムウェアが国内に流入(トレンドマイクロ)

 パソコンの中のデータを勝手に暗号化し、「元に戻したいなら身代金を払え」と要求するウイルス「ランサムウェア」。ここ数年国内でも何度か話題となっていたが、ついにスマホでも初確認された。

脆弱性と脅威 脅威動向
「AndroidOS_Locker」の身代金要求メッセージの表示例
「AndroidOS_Locker」の身代金要求メッセージの表示例 全 4 枚 拡大写真
 パソコンの中のデータを勝手に暗号化し、「元に戻したいなら身代金を払え」と要求するウイルス「ランサムウェア」。ここ数年国内でも何度か話題となっていたが、ついにスマホでも初確認された。

 トレンドマイクロによると、Android版ランサムウェア「AndroidOS_Locker」が国内に流入していることが、この3月に確認された。「AndroidOS_Locker」は、Androidのランサムウェアとしては、初めて日本語表示に対応しており、法務省(MINISTRY OF JUSTICE)を騙り身代金を要求してくるという。「AndroidOS_Locker」は、暗号化は行わず、スマホを操作不能にして人質にする「端末ロック型ランサムウェア」となっている。このランサムウェアは1万円の「罰金」を、iTunesギフトカードで支払うよう要求してくる。

 支払いを要求する画面では、ユーザーが犯罪者であるかのように、端末のキャリアやIPなどの情報も表示してくる。これはワンクリック詐欺でも見られる、典型的なやりくちだ。一方で「残り時間は、罰金を支払います」などの不自然な表現が残っており、自動翻訳などを使って、日本語に対応した様子がうかがえる。

 このランサムウェアが、どのようにして拡散しているのかは、現在のところ不明だ。ただ、「System Update」というアプリに見せかけて、「Google Play」以外でアプリを配布していると推定されている。「System Update」として、さまざまな権限を要求するメッセージに要注意だ。

 「AndroidOS_Locker」は、海外でも流通しており、たとえばアメリカでは「CYBER POLICE」を名乗りアメリカ国旗を表示するなど、表示を切り替えるとのこと。なお、ランサムウェアに感染した場合、Androidをセーフモードで起動することで、ランサムウェアの起動を抑止し、アンインストール可能になる場合があるようだ。

スマホを人質に日本語で脅迫するランサムウェア、ついに国内初登場

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

    撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

  2. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  3. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  4. Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

    Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

  5. 「水道料金等納入通知書」を別人に誤送付、法人情報1件が漏えい(大阪市)

    「水道料金等納入通知書」を別人に誤送付、法人情報1件が漏えい(大阪市)

ランキングをもっと見る
PageTop