児童や生徒がトラブルに巻き込まれた経験のある教育関係者は6割強(デジタルアーツ) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

児童や生徒がトラブルに巻き込まれた経験のある教育関係者は6割強(デジタルアーツ)

デジタルアーツは、教育関係者を対象に実施した情報モラル教育についてのアンケート調査の結果をまとめ、発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
情報モラル教育の実施状況
情報モラル教育の実施状況 全 3 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社は3月22日、教育関係者を対象に実施した情報モラル教育についてのアンケート調査の結果をまとめ、発表した。この調査は、同社が自社ホームページで無償提供している、情報モラル教育の学習資料をダウンロードした教育関係者を対象に実施したもの。有効回答数は77。

調査結果によると、情報モラル教育の実施状況は、児童・生徒向けは「している」が79.2%、「していない」が15.6%、「検討中」が5.2%。保護者向けは「している」が50.6%、「していない」が39.0%、「検討中」が10.4%であった。情報モラル教育の必要性については、児童・生徒向けで92.2%、保護者向けで72.7%が「非常に重要」と回答している。

特に教育・指導が必要だと思う事項は「SNSへの個人が特定できる情報や写真、動画の投稿」が97.4%、「メールやメッセージアプリを使ったいじめ」が82.9%、「炎上を引き起こすような書き込みや投稿」が77.6%となった。実際に児童・生徒がトラブルに巻き込まれたケースは、全体の63.6%が経験しており、その内容は「誹謗中傷の書き込みをされた」が73.5%、「誹謗中傷の書き込みをした」が67.3%、「個人情報をインターネットに公開した」が61.2%となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

    病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

  3. セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

    セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

  4. 委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

    委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop