データ受け渡しの際のUSBメモリでの不正持ち出しや紛失を防止(NTTソフトウェア) | ScanNetSecurity
2025.12.14(日)

データ受け渡しの際のUSBメモリでの不正持ち出しや紛失を防止(NTTソフトウェア)

 NTTソフトウェアは26日、USBメモリーなどによる不正なデータ受け渡しを防止するための機器「Crossway/データブリッジ」の大容量化を行い、同時に廉価版も6月から発売することを発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
データセンターや医療機関向けを想定した大容量(データ受け渡し容量/6.85GB)の「Crossway/データブリッジ」(画像はプレスリリースより)
データセンターや医療機関向けを想定した大容量(データ受け渡し容量/6.85GB)の「Crossway/データブリッジ」(画像はプレスリリースより) 全 3 枚 拡大写真
 NTTソフトウェアは26日、USBメモリーなどによる不正なデータ受け渡しを防止するための機器「Crossway/データブリッジ」の大容量化を行い、同時に廉価版も6月から発売することを発表した。

 使い方は、データの受け渡しをしたい2台のPC間に「Crossway/データブリッジ」をUSB接続で繋ぐだけ。USB接続している間だけデータの受け渡しができ、自動記録されるデータの送信ログなどと組み合わせることでて不正利用を防止する。PCとの接続を外すとデータブリッジ内のデータは消去される。

 これまで、特定のPC間でデータのやりとりをオフラインで行いたい場合は、USBメモリーを使って移動させたり、中間サーバなどを設けて行うのが一般的だった。

 しかし、USBメモリーでは、データの不正な持ち出し、紛失によるデータ流出の危険性があり、中間サーバーでは、設置の手間やコストが高額になってしまうという課題があった。

 同製品は、サーバーやネットワーク環境が不要で手軽でありながらも、データの拡散などを制御出来ないUSBメモリーと違い、より厳格な受け渡しを可能としている。

 データセンターや医療機関向けの「Crossway/データブリッジ」は、データ受け渡し容量6.85GBで、価格は198,000円。自治体や金融機関向けの「Crossway/データブリッジmini」は、データ受け渡し容量640MB、価格は128,000円となっている。

確実なデータ受け渡しを実現する「Crossway/データブリッジ」

《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

    新サーバ移行中にファイアウォール機能が有効化されていなかったことが原因 ~ ソウェルクラブの会員管理システムに不正アクセス

  2. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  3. CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

    CMS にパスワード総当たり攻撃 ~ 三英 公式サイトに不正アクセス

  4. NTTデータが GSX とセキュリティ人材育成講座の販売代理店契約締結

    NTTデータが GSX とセキュリティ人材育成講座の販売代理店契約締結

  5. 子どもがSNSでトラブルに巻き込まれた経験、詐欺メール・サイトが28.3%(ニフティ)

    子どもがSNSでトラブルに巻き込まれた経験、詐欺メール・サイトが28.3%(ニフティ)

ランキングをもっと見る
PageTop