「Apache Struts2」に任意のコードを実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Webアプリケーションを構築するためのフレームワークである「Apache Struts2」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Struts 2.3.20 から 2.3.28 まで(Struts 2.3.20.3 および Struts 2.3.24.3 を除く)」には、Dynamic Method Invocation を有効にしている場合、任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2016-3081)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって当該製品が動作しているサーバ上で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》