攻撃者は防御側の対策を想定した上で攻撃している--J-CSIPレポート(IPA) | ScanNetSecurity
2026.07.26(日)

攻撃者は防御側の対策を想定した上で攻撃している--J-CSIPレポート(IPA)

IPAは、2016年1月~3月の四半期における「サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)運用状況」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
メール種別割合
メール種別割合 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4月28日、2016年1月~3月の四半期における「サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)運用状況」を公開した。同四半期、J-CSIP参加組織(7つのSIG、全72参加組織)からIPAに対し、標的型攻撃メールと思われる不審なメール等の情報提供が177件(2015年10月から12月は723件)行われ、その情報をもとにIPAからJ-CSIP参加組織へ39件(同34件)の情報共有が実施された。

情報提供のあった177件のうち、標的型攻撃メールとみなした情報は27件であった。注意を要する特徴については、前四半期と同様にzip形式の添付ファイルはすべて暗号化されていた。また、年末年始の挨拶等を装う手口の攻撃メールは過去の同時期に観測した攻撃に酷似しており、長期的にくり返している攻撃である可能性が高いとしている。さらに、メールに添付されたPDFファイル自体は無害だが、そのPDFファイルの文中に悪意のあるWebサイトのURLリンクを記載し、誘導しようとする攻撃を確認したという。いずれの特徴も、攻撃者は防御側の対策を想定した上で攻撃を行っていると考えられるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

    Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

  2. 日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

    日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

  3. 富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

    富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

  4. 海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

    海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

  5. ランサムウェアの主因は ID 侵害 ~ ソフォス「ランサムウェアの現状2026年版」

    ランサムウェアの主因は ID 侵害 ~ ソフォス「ランサムウェアの現状2026年版」

ランキングをもっと見る
PageTop