「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス) | ScanNetSecurity
2026.10.07(水)

「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス)

マクニカネットワークスは、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。

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特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」
特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」 全 3 枚 拡大写真
マクニカネットワークス株式会社は6月13日、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。同レポートは、同社が2014~2015年に多く観測された「Emdivi」と呼ばれるRAT(Remote Access Trojan)が用いられた攻撃キャンペーンを分析し、攻撃者が使う手法(TTPs:Tactics, Techniques, and Procedures)と、標的型攻撃に従来からよく見られるTTPs、そして企業の成熟度に応じた対策の考え方を解説している。

レポートによると、Emdiviはマルウェアを添付したメールが大半であるが、正規のWebサイトを改ざんした攻撃(水飲み場攻撃)も確認されており、イタリアのHacking Team社から漏えいしたとされるFlash Playerの脆弱性(CVE-2015-5119)を利用したゼロデイ攻撃であった。また、合計163個のEmdivi検体のコンパイル時刻を分析すると、中国標準時(UTC+8)のビジネスアワーにほぼ収まっており、土日に作られた検体がほとんどないことから、組織的に作られたマルウェアであることが推測されるとしている。さらに、サイバーキルチェーンをベースにしたソリューションマッピングも掲載している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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