「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA) | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA)

IPAは、2016年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
JVN iPediaの登録件数の四半期別推移
JVN iPediaの登録件数の四半期別推移 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月26日、2016年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は1,762件で、累計登録件数が61,309件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの2件(公開開始からの累計は176件)、JVNから収集したもの206件(累計6,498件)、NVDから収集したもの1,554件(累計54,635件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-119(バッファエラー)」353件、「CWE-20(不適切な入力確認)」176件、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」170件、「CWE-200(情報漏えい)」165件、「CWE-79(クロスサイト・スクリプティング)」96件などとなっている。IPAでは製品開発者に対し、ソフトウェアの企画・設計段階から、セキュリティ対策を講じ、脆弱性の低減に努めることが求められるとしている。

レポートでは注目情報として、「Apache Strutsの脆弱性対策情報について」を挙げている。今四半期は、Apache Strutsの脆弱性が15件登録され、このうち2件で遠隔の第三者から任意のコードを実行されるといった危険な攻撃コードを確認している。また、15件のうちApache Struts 1が影響を受ける脆弱性対策情報は2件であったが、すでに公式サポートが終了しているため、通常は脆弱性対策情報は公開されない。IPAでは、早急にApache Struts 2や他のフレームワークなどに切り替えることを検討する必要があるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  2. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

  3. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  4. ウェスティンホテル、アルバイトのTwitterによる情報流出を謝罪(ウェスティンホテル)

    ウェスティンホテル、アルバイトのTwitterによる情報流出を謝罪(ウェスティンホテル)

  5. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

ランキングをもっと見る
PageTop