マルウェアもインフラも一度きり、極めて高度な犯罪グループを発見(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.01.02(金)

マルウェアもインフラも一度きり、極めて高度な犯罪グループを発見(カスペルスキー)

カスペルスキーは、国家が支援すると考えられる極めて高度なサイバー犯罪グループ「ProjectSauron」による標的型攻撃を発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社カスペルスキーは8月9日、国家が支援すると考えられる極めて高度なサイバー犯罪グループ「ProjectSauron」による標的型攻撃を発見したと発表した。これは同社Kaspersky Labの調査分析チーム(GReAT)が、標的型攻撃対策プラットフォーム「Kaspersky Anti-Targeted Attacks Platform」を導入している組織で検知された異常の調査により判明したもの。

ProjectSauronは2011年6月から活動しており、現在も継続中。標的となった組織は、政府、軍、科学研究機関、通信事業者、金融機関など30を超えており、その多くがロシア、イラン、ルワンダに拠点を置いている。標的ごとに異なるツール群を使って攻撃するため、従来の脅威存在痕跡(IOC)ではほとんど発見できないという。

決まった手法を意図的に避け、標的ごとに利用するマルウェアとインフラをカスタマイズし、それらを再利用することはない。攻撃にかけるコスト、複雑さ、執拗さ、そして国の重要機関から機密情報を窃取するという活動から、ProjectSauronは国家が関与または支援するグループであり、攻撃の目的は主にサイバースパイ活動とみられている。なお、感染経路については詳しいことはまだわかっていないとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 41歳コンビニ店長の転職

    41歳コンビニ店長の転職PR

  2. fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

    fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

  3. 請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

    請求者に「百条委員会の中で、会議録は非公開の部分ではと思います」は市議会会議規則第113条第2項に違反

  4. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  5. 現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール(20)  「metagoofil」

    現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール(20) 「metagoofil」

ランキングをもっと見る
PageTop