ヘルプデスク向けチケット管理アプリケーションに複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

ヘルプデスク向けチケット管理アプリケーションに複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、ReadyDeskが提供するヘルプデスク業務用のチケット管理アプリケーション「ReadyDesk」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月17日、ReadyDeskが提供するヘルプデスク業務用のチケット管理アプリケーション「ReadyDesk」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは7.3。最新バージョンは9.2であり、複数のセキュリティ上の問題に対応したとされているが、今回の脆弱性が修正されているかは不明だという。

「ReadyDeskバージョン9.1」には、SQLインジェクション(CVE-2016-5048)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2016-5049)、暗号鍵がハードコードされている問題(CVE-2016-5683)、危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CVE-2016-5050)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって、データベース内の機微な情報を取得されたり、任意のファイルを取得されたり、当該ソフトウェアの権限で任意のコードを実行される可能性がある。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  5. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

ランキングをもっと見る
PageTop