数分で目的を達成する、洗練されたマルウェア攻撃も確認--四半期レポート(ウェブルート)
ウェブルートは、「ウェブルート四半期脅威情報アップデート」(2016年9月発行版)を公開した。
脆弱性と脅威
脅威動向
また、GoogleとWells Fargoへの攻撃が5月より急激に増加し、6月にはテクノロジーおよび金融会社における最大の攻撃標的の会社となった。この攻撃では、ポリモーフィック(変型)型URLが劇的に増加したという。さらにレポートでは、米国に存在する悪意あるURLが全体の40%以上で前年より上昇しているが、これはある地域からのネットワークトラフィックを遮断する地域フィルタリングサービスを回避する目的であるとみている。地域フィルタリングサービスが裏を掻かれた形だ。このほか、Android向けマルウェアの増加加速や、悪意あるIPアドレスの起源となる上位10カ国を取り上げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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