[Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第10回 (最終回) 「知っておくべき著作権・商標権保護の最新動向」 香月 啓佑 氏、佐藤 友治 氏 2ページ目 | ScanNetSecurity
2026.06.03(水)

[Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第10回 (最終回) 「知っておくべき著作権・商標権保護の最新動向」 香月 啓佑 氏、佐藤 友治 氏

11月29日から12月2日にかけて、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催の「Internet Week 2016 ~見抜く力を!~」が、浅草橋のヒューリックホール&カンファレンスで開催される。

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「ここ最近の知的財産権とインターネットを巡る状況を一気にキャッチアップできます」香月 啓佑 氏(左) と佐藤 友治 氏(右)
「ここ最近の知的財産権とインターネットを巡る状況を一気にキャッチアップできます」香月 啓佑 氏(左) と佐藤 友治 氏(右) 全 1 枚 拡大写真
―― Internet Week という技術のイベントで、「著作権と商標権の保護」というテーマを取り上げる背景は何ですか。

著作権や商標などの知的財産を巡る動向は目まぐるしいものがあります。国内法の改正議論だけでなくTPPなど国際通商協定のなかでも議論され、それらの多くはインターネットを見据えたアジェンダが多いにも関わらず、それらを追うのはなかなか大変です。

そこで、ここ最近の知的財産権とインターネットを巡る状況を一気にキャッチアップして、「ユーザーによる商標権侵害への対応」と「著作権侵害へのブロッキング導入の可否」という二つのテーマについて深掘りして考えようというのがこのセッションの企画意図です。

―― 「ユーザーによる商標権侵害」と「著作権侵害へのブロッキング導入の可否」の二つのメインテーマの現在の状況を教えて下さい。

商標に関しては、いわゆるフリーマーケット(フリマ)サイトにブランド品の模倣品が多数出展されてしまっている現状があり、それに対して権利者から事業者に対応を求める声があがっています。今回のセッションでは、商標とインターネットに関する事件を整理し、どこまで事業者側で対応すべきか、そして出品者や消費者が権利者から苦情や法的手段を求められた場合にどのように対応すべきかなどの問題を考えます。

もう一つの著作権をめぐる問題については、現在文化庁が、著作権侵害サイトへのリンクを多数掲載したサイトを「リーチサイト」と称し、これらへの規制を議論しています。また著作権侵害サイトに対してブロッキングを求める声もにわかに上がってきています。そこで、ここ最近の著作権とインターネットに関する事件についても整理し、その上で著作権侵害への対抗策として検討されている「リーチサイト規制」と「著作権侵害サイトブロッキング」について考えようと思っています。

―― なるほど、現在の課題としては、偽ブランドに対する商標権侵害や、リーチサイト規制導入の是非、そして著作権侵害サイトに対してDNSブロッキングを適用するかどうかなどがありそうだ、ということですね。それに対して考えられる解決策や選択肢はどんなものがあるんでしょうか。

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