Amazonやマイクロソフトを騙るフィッシングメールを確認、注意を呼びかけ(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

Amazonやマイクロソフトを騙るフィッシングメールを確認、注意を呼びかけ(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、Amazonを騙る新たなフィッシングメールと、マイクロソフトを騙るフィッシングメールの増加について、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
確認されたフィッシングメール(Amazon)
確認されたフィッシングメール(Amazon) 全 7 枚 拡大写真
フィッシング対策協議会は1月31日、Amazonを騙る新たなフィッシングメールと、マイクロソフトを騙るフィッシングメールの増加について、注意喚起を発表した。Amazonを騙るメールは「あなたはAMAZONログイン認証情報をリセットする必要があります。」、マイクロソフトを騙るメールは「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」という件名。

Amazonを騙るメールは「アカウントAmazonを更新できませんでした」として、支払い情報を更新するために本文内のリンクをクリックさせようとする。またマイクロソフトを騙るメールは、使用しているオフィスソフトのプロダクトキーが違法コピーされた可能性があるとして、認証のために本文内のリンクをクリックさせようとする。

確認されているフィッシングサイトのURLは以下の通り。

・Amazon
https://●●●●.gl/uKkq1i
・マイクロソフト
http://support-securityprotection-●●●●.com/

1月31日13時現在、Amazonを騙るフィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中だという。マイクロソフトを騙るフィッシングサイトは停止を確認している。同協会では、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるとして注意を呼びかけている。さらに、このようなフィッシングサイトにてアカウント情報や支払い情報、個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

ランキングをもっと見る
PageTop