Amazonやマイクロソフトを騙るフィッシングメールを確認、注意を呼びかけ(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

Amazonやマイクロソフトを騙るフィッシングメールを確認、注意を呼びかけ(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、Amazonを騙る新たなフィッシングメールと、マイクロソフトを騙るフィッシングメールの増加について、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
確認されたフィッシングメール(Amazon)
確認されたフィッシングメール(Amazon) 全 7 枚 拡大写真
フィッシング対策協議会は1月31日、Amazonを騙る新たなフィッシングメールと、マイクロソフトを騙るフィッシングメールの増加について、注意喚起を発表した。Amazonを騙るメールは「あなたはAMAZONログイン認証情報をリセットする必要があります。」、マイクロソフトを騙るメールは「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」という件名。

Amazonを騙るメールは「アカウントAmazonを更新できませんでした」として、支払い情報を更新するために本文内のリンクをクリックさせようとする。またマイクロソフトを騙るメールは、使用しているオフィスソフトのプロダクトキーが違法コピーされた可能性があるとして、認証のために本文内のリンクをクリックさせようとする。

確認されているフィッシングサイトのURLは以下の通り。

・Amazon
https://●●●●.gl/uKkq1i
・マイクロソフト
http://support-securityprotection-●●●●.com/

1月31日13時現在、Amazonを騙るフィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中だという。マイクロソフトを騙るフィッシングサイトは停止を確認している。同協会では、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるとして注意を呼びかけている。さらに、このようなフィッシングサイトにてアカウント情報や支払い情報、個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop