表計算ソフト誤操作で寄付者とは異なるマイナンバーを記載した通知書を送付 (湖西市) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

表計算ソフト誤操作で寄付者とは異なるマイナンバーを記載した通知書を送付 (湖西市)

静岡県湖西市は2月16日、ふるさと納税の寄付者とは異なるマイナンバーを記載した通知書を、寄付者の住所地市区長へ送付したことが判明したと発表した。

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静岡県湖西市は2月16日、ふるさと納税の寄付者とは異なるマイナンバーを記載した通知書を、寄付者の住所地市区長へ送付したことが判明したと発表した。

これは1月27日、全国の該当市区町(727ヶ所)へふるさと納税の寄付者5,853名分の通知書を送付したところ、30日に寄付者とマイナンバーの相違があるとの連絡があり、以降も複数の連絡があったために調査したところ1,992名分の誤記載が判明したというもの。誤りがあった個人情報はマイナンバーのみとのこと。

本件は、通知書作成の際に、表計算ソフトの誤操作により寄付者住所・氏名等の情報欄とマイナンバー欄にズレが生じたため、寄付者とは異なるマイナンバーが通知書に印刷されてしまい、突合が悪く十分な確認が出来なかったことが原因。

通知書の送付先が市区町のため外部への情報流出は考えにくいが現在調査中とのこと。

《ScanNetSecurity》

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