ランサムウェア対策など強化した、総合サーバセキュリティ対策製品の新版(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

ランサムウェア対策など強化した、総合サーバセキュリティ対策製品の新版(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、総合サーバセキュリティ対策製品の新バージョン「Trend Micro Deep Security 10」を3月10日に発売する。

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サンドボックス連携によるカスタムシグネチャの作成と対処
サンドボックス連携によるカスタムシグネチャの作成と対処 全 1 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は3月8日、総合サーバセキュリティ対策製品の新バージョン「Trend Micro Deep Security 10」を3月10日に発売すると発表した。新バージョンでは、サンドボックスを搭載したネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Analyzer」と連携、未知の不正プログラムを解析することで標的型サイバー攻撃対策やランサムウェア対策機能を強化する。

サンドボックスによる検査で不正なファイルと判断した場合、該当ファイルを駆除するためのカスタムシグネチャが自動的に生成され、「Trend Micro Deep Security 10」がインストールされたサーバ内の不正なファイルを駆除する。カスタムシグネチャは、ファイルが実行された際にアクセスする不正なURLやIPアドレスへの接続もブロックするため、ランサムウェアや遠隔操作型不正プログラムが通信する未知の遠隔操作用サーバへの通信も防御できる。

このほか、ランサムウェアがファイルを暗号化する動きを検知して、動作をブロックするとともに、自動的に暗号化されたファイルを復元したり、メモリ領域で実行される疑わしいプロセスを遮断する「ランサムウェア対策機能の強化」や、サーバにインストールされたアプリケーションをホワイトリスト化し、許可されていないプログラムが実行された際に検知またはブロックするなど「公開サーバのセキュリティ強化(アプリケーションコントロール)」も行われている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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