「花子」および花子を含む複数の製品にコード実行の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.10.12(日)

「花子」および花子を含む複数の製品にコード実行の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、ジャストシステムが提供する「花子」および「花子を含む複数の製品」には、任意のDLL読み込みに関する脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるシステム
影響を受けるシステム 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月20日、株式会社ジャストシステムが提供する「花子」および「花子を含む複数の製品」には、任意のDLL読み込みに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワークの吉田英二(Eiji James Yoshida)氏が報告した。

「花子」および「花子を含む複数の製品」には、DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、意図しないDLLを読み込んでしまう脆弱性(CVE-2017-2154)が存在する。この脆弱性により、プログラムを実行している権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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