Joomla! 3.7 系において com_fields コンポーネントでの値検証不備を悪用して SQL インジェクションが可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

Joomla! 3.7 系において com_fields コンポーネントでの値検証不備を悪用して SQL インジェクションが可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

世界的に普及率が高い CMS ソフトウェアである Joomla! に、SQL インジェクションの脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要

世界的に普及率が高い CMS ソフトウェアである Joomla! に、SQL インジェクションの脆弱性が報告されています。攻撃者により脆弱性が悪用されてしまった場合、Webページが改ざんされることや、データベースから機密情報を漏洩させられてしまう可能性があります。Joomla! で作成されているWebサイトを運営している場合は、アップデートにより早急に対策してください。

----------------------------------------------------------------------

◆分析者コメント

今回報告された SQL インジェクションの脆弱性は、バージョン 3.7 系から導入された新機能に起因する脆弱性であり、影響を受けるバージョンも 1 つと限定的ではあります。しかし、攻撃クエリが複数公開されており、手順も容易であるため、攻撃者に狙われやすい脆弱性であると考えられます。公開されている攻撃コードでは、GET メソッドを用いているものが多い印象ではありますが、POST メソッドで POST データとしてクエリを送信しても、同様に脆弱性の悪用に成功することを確認しています。SQL インジェクションも複数パターン実行可能であり、検知難易度を上げやすい脆弱性であると考えられます。Joomla! で作成した Web サイトを運営している管理者は、早急に利用している Joomla! のバージョンを確認し、アップデートすることで対策してください。

----------------------------------------------------------------------

◆深刻度(CVSS)

本記事の執筆時点 (2017 年 5 月 24 日) で、CVSS 値の情報は公開されていません。

----------------------------------------------------------------------

◆影響を受けるソフトウェア

Joomla! のバージョン 3.7.0 のみが当該脆弱性の影響を受けます。

----------------------------------------------------------------------
◆解説
世界的に普及率が高い CMS ソフトウェアである Joomla! に、SQL インジェクションの脆弱性が報告されています。攻撃者により脆弱性が悪用されてしまった場合、Webページが改ざんされることや、データベースから機密情報が漏洩させられてしまう可能性があります。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

    撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

  2. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  3. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  4. Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

    Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

  5. バッファロー製 Wi-Fi ルータ WXR9300BE6P シリーズにパストラバーサルの脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi ルータ WXR9300BE6P シリーズにパストラバーサルの脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop