「Apache Struts2」のStruts1プラグインアプリに任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、「Apache Struts2」において、Struts1プラグインを使用するアプリケーションに任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Struts 2.3 系で Struts1 プラグインを使用して動作するアプリケーション」には、リモートの第三者によって細工されたリクエストを処理することで、アプリケーションの権限で任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2017-9791)が存在する。開発者が公開している「S2-048」では、この脆弱性が含まれるアプリケーションとして、Apache Struts2に付属しているサンプルアプリケーション「showcase」が挙げられている。JVNでは、「showcase」の修正方法を参考に入力処理を適切に行うよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》