産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.01.13(火)

産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Kaspersky LabのICS CERTによる「2017年上半期の産業用自動化システムの脅威の状況」レポート(Threat Landscape for Industrial Automation Systems in H1 2017)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
攻撃を検知したICSコンピューターの業種別割合(2017年1~6月)
攻撃を検知したICSコンピューターの業種別割合(2017年1~6月) 全 2 枚 拡大写真
株式会社カスペルスキーは11月9日、Kaspersky LabのICS CERTによる「2017年上半期の産業用自動化システムの脅威の状況」レポート(Threat Landscape for Industrial Automation Systems in H1 2017)を発表した。これは、同社製品が保護している産業用制御システム(ICS)コンピュータへの脅威について、2017年上半期(1月から6月)の状況をまとめたもの。

レポートによると、同期間に攻撃を検知したICSコンピュータは全体の37.6%で、2016年下半期から1.6ポイント減少している。業種別では、製造が31%で最も多く、エンジニアリング(24.5%)、教育(14.5%)、食品・飲料(9.7%)、エネルギー(4.9%)と続いた。検知したマルウェアの亜種は合計約18,000種類にのぼり、そのファミリーは2,500種類を超えている。

また同期間は、ランサムウェアが世界的に大流行したが、産業用制御システムも影響を受けている。暗号化型トロイの木馬による攻撃を検知したICSコンピュータの数は、1月の43台から6月には3倍の131台に増加した。全体で33種類のファミリーに属する暗号化型ランサムウェアを発見しているが、産業用自動化ソフト用に特化したプログラムは見つかっていない。感染手段はビジネスメールを装ったスパムメールが多かったという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 宅地建物取引士証の交付時に誤った顔写真を貼り付け

    宅地建物取引士証の交付時に誤った顔写真を貼り付け

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

    埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

  4. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  5. TOKAIコミュニケーションズ提供の「OneOffice Mail Solution」に不正アクセス、個人情報漏えいの可能性

    TOKAIコミュニケーションズ提供の「OneOffice Mail Solution」に不正アクセス、個人情報漏えいの可能性

ランキングをもっと見る
PageTop