産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.02.24(火)

産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Kaspersky LabのICS CERTによる「2017年上半期の産業用自動化システムの脅威の状況」レポート(Threat Landscape for Industrial Automation Systems in H1 2017)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
攻撃を検知したICSコンピューターの業種別割合(2017年1~6月)
攻撃を検知したICSコンピューターの業種別割合(2017年1~6月) 全 2 枚 拡大写真
株式会社カスペルスキーは11月9日、Kaspersky LabのICS CERTによる「2017年上半期の産業用自動化システムの脅威の状況」レポート(Threat Landscape for Industrial Automation Systems in H1 2017)を発表した。これは、同社製品が保護している産業用制御システム(ICS)コンピュータへの脅威について、2017年上半期(1月から6月)の状況をまとめたもの。

レポートによると、同期間に攻撃を検知したICSコンピュータは全体の37.6%で、2016年下半期から1.6ポイント減少している。業種別では、製造が31%で最も多く、エンジニアリング(24.5%)、教育(14.5%)、食品・飲料(9.7%)、エネルギー(4.9%)と続いた。検知したマルウェアの亜種は合計約18,000種類にのぼり、そのファミリーは2,500種類を超えている。

また同期間は、ランサムウェアが世界的に大流行したが、産業用制御システムも影響を受けている。暗号化型トロイの木馬による攻撃を検知したICSコンピュータの数は、1月の43台から6月には3倍の131台に増加した。全体で33種類のファミリーに属する暗号化型ランサムウェアを発見しているが、産業用自動化ソフト用に特化したプログラムは見つかっていない。感染手段はビジネスメールを装ったスパムメールが多かったという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  2. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  3. NRIセキュア、日・米・豪 3 ヶ国「企業におけるサイバーセキュリティ実態調査2025」公表

    NRIセキュア、日・米・豪 3 ヶ国「企業におけるサイバーセキュリティ実態調査2025」公表

  4. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  5. 第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

    第三者が個人情報を閲覧しうる状態となり「BTCBOX」がサービス停止、関東財務局から報告徴求命令も

ランキングをもっと見る
PageTop