2017年4Qのウイルス・不正アクセス届出状況、初の「CoinMiner」検出(IPA) | ScanNetSecurity
2026.05.13(水)

2017年4Qのウイルス・不正アクセス届出状況、初の「CoinMiner」検出(IPA)

IPAは、2017年第4四半期(10月~12月)における「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
ウイルス届出件数の推移
ウイルス届出件数の推移 全 6 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は1月23日、2017年第4四半期(10月~12月)における「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況」を発表した。発表によると、同四半期のウイルス届出件数は478件で、前四半期(4月~6月:490件)と同水準であった。また、2017年全体では、前年の2,442件より524件(約21.5%)少ない1,918件となった。

不正プログラム検出数は82万2,666個で、前四半期の141万525個から減少した。最も多く検出されたのは「Downloader」で、全体の約58.0%を占めた。なお、今四半期より「CoinMiner」が見られるようになった。ウイルス検出数は2,901個で、前四半期の2,184個から増加した。最も多く検出されたウイルスは「W32/Rontokbro」で、1,044個となっている。

2017年全体では、ウイルスの検出数は、前年の7,480個より8,639個(約2.2倍)多い16,119個、不正プログラム検出数は前年の1,428,074個より1,269,432個(約1.9倍)多い2,697,506個であった。

不正アクセス届出件数では、同四半期の届出件数は13件で、このうち被害があったのは8件。届出の種別では、「アクセス形跡(未遂)」が5件、「不正プログラム埋込」が2件、「なりすまし」が2件などとなっている。被害があった届出のうち、原因が判明しているものは「ID・パスワード管理不備」が3件などであった。2017年全体では、不正アクセス届出件数は前年の83件より4件(約4.8%)少ない79件。そのうち、被害のあった届出は54件で、全体の約68.4%を占めた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

  2. 大山鳴動 深刻度「低」脆弱性 1 匹 ~ cURL開発者「脆弱性発見 AI Mythos は宣伝目的の茶番」

    大山鳴動 深刻度「低」脆弱性 1 匹 ~ cURL開発者「脆弱性発見 AI Mythos は宣伝目的の茶番」

  3. 5,000 万円流出 ~ 日本和装ホールディングスへの虚偽の送金指示

    5,000 万円流出 ~ 日本和装ホールディングスへの虚偽の送金指示

  4. 顧客データ移転作業中にクラウド環境の設定誤り マイナンバー含む個人情報漏えいの可能性

    顧客データ移転作業中にクラウド環境の設定誤り マイナンバー含む個人情報漏えいの可能性

  5. アクセス制御の実装が不適切 ~「おべんとね!っと」で個人情報流出

    アクセス制御の実装が不適切 ~「おべんとね!っと」で個人情報流出

ランキングをもっと見る
PageTop