「利便性」と「セキュリティ」の優先順位逆転…ユーザーアンケート(日本IBM) | ScanNetSecurity
2021.07.31(土)

「利便性」と「セキュリティ」の優先順位逆転…ユーザーアンケート(日本IBM)

日本IBMは、グローバル調査「IDの未来に関する調査」の結果を公開した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は1月30日、グローバル調査「IDの未来に関する調査」の結果を公開した。同調査は2017年10月21日から11月5日まで、米国、EU、アジア太平洋地域(APAC)の約4,000人の成人を対象に、デジタルIDや認証に対する消費者の考え方について実施したオンライン調査。この調査により、人々がアプリケーションやデバイスにログインする際、利便性よりもセキュリティを優先していることが明らかになったとしている。

セキュリティ、利便性、プライバシーに関しては、「利便性こそが第一である」という長年の常識を覆す結果となった。銀行アプリ、投資アプリ、予算アプリにおいて、回答者の70%が最優先事項に「セキュリティ」を挙げた。「プライバシー」は16%、「利便性」は14%にとどまっている。オンライン市場、ワークプレイス・アプリ、メールにおいても同様の位置づけとなった。ただし、SNSアプリでは利便性が36%、セキュリティが34%、プライバシーが30%と、曖昧になっている。

ログイン方法のセキュリティについては、もっとも安全な認証方法は「指紋生体認証」が44%、パスワードが27%、PINが12%となった。パスワードについては世代間で差が出る結果となっており、複雑なパスワードを使用する割合は55歳以上が49%であるのに対し、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)は42%、パスワードの使い回しは55歳以上の31%に対しミレニアル世代は41%となっている。また、使用するパスワードの数は、55歳以上が12個であるのに対し、18~20歳では5個であった。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

PageTop

特集

アクセスランキング

  1. チャットサポートから顧客情報不正入手し無断契約変更:東京電力から東京ガスへ

    チャットサポートから顧客情報不正入手し無断契約変更:東京電力から東京ガスへ

  2. 時事通信社記者がUSBメモリ紛失、だんまりを決め込むも一年後警察からの連絡で発覚

    時事通信社記者がUSBメモリ紛失、だんまりを決め込むも一年後警察からの連絡で発覚

  3. プライバシーが重視されるコミュニティに起こりうる最悪の事態、銃販売店の顧客データ 11 万件盗難

    プライバシーが重視されるコミュニティに起こりうる最悪の事態、銃販売店の顧客データ 11 万件盗難

  4. かくれ脱水から脱水状態に進行したときに起こるサインを解説(「教えて!「かくれ脱水」委員会)

    かくれ脱水から脱水状態に進行したときに起こるサインを解説(「教えて!「かくれ脱水」委員会)

  5. KLab IDに外部から大量の不正アクセス、約52万件の確認メールを送信

    KLab IDに外部から大量の不正アクセス、約52万件の確認メールを送信

  6. コロナ対策リーダーへのワクチン接種案内メール、約44,000名に誤送信

    コロナ対策リーダーへのワクチン接種案内メール、約44,000名に誤送信

  7. proofpoint Blog 第3回 「セキュリティと業務効率性の矛盾を両立する」

    proofpoint Blog 第3回 「セキュリティと業務効率性の矛盾を両立する」

  8. IPA脆弱性届出、製品別は「Webアプリ」が最多に -- 四半期レポート

    IPA脆弱性届出、製品別は「Webアプリ」が最多に -- 四半期レポート

  9. 個人情報保護委員会、マイナンバーのヒヤリハット・漏えい事例をまとめた資料を公表

    個人情報保護委員会、マイナンバーのヒヤリハット・漏えい事例をまとめた資料を公表

  10. ランサムウェア対策ポータルサイト開設

    ランサムウェア対策ポータルサイト開設

ランキングをもっと見る