「利便性」と「セキュリティ」の優先順位逆転…ユーザーアンケート(日本IBM) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

「利便性」と「セキュリティ」の優先順位逆転…ユーザーアンケート(日本IBM)

日本IBMは、グローバル調査「IDの未来に関する調査」の結果を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は1月30日、グローバル調査「IDの未来に関する調査」の結果を公開した。同調査は2017年10月21日から11月5日まで、米国、EU、アジア太平洋地域(APAC)の約4,000人の成人を対象に、デジタルIDや認証に対する消費者の考え方について実施したオンライン調査。この調査により、人々がアプリケーションやデバイスにログインする際、利便性よりもセキュリティを優先していることが明らかになったとしている。

セキュリティ、利便性、プライバシーに関しては、「利便性こそが第一である」という長年の常識を覆す結果となった。銀行アプリ、投資アプリ、予算アプリにおいて、回答者の70%が最優先事項に「セキュリティ」を挙げた。「プライバシー」は16%、「利便性」は14%にとどまっている。オンライン市場、ワークプレイス・アプリ、メールにおいても同様の位置づけとなった。ただし、SNSアプリでは利便性が36%、セキュリティが34%、プライバシーが30%と、曖昧になっている。

ログイン方法のセキュリティについては、もっとも安全な認証方法は「指紋生体認証」が44%、パスワードが27%、PINが12%となった。パスワードについては世代間で差が出る結果となっており、複雑なパスワードを使用する割合は55歳以上が49%であるのに対し、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)は42%、パスワードの使い回しは55歳以上の31%に対しミレニアル世代は41%となっている。また、使用するパスワードの数は、55歳以上が12個であるのに対し、18~20歳では5個であった。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

    メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

  2. 作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

    作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

  3. ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

    ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

  4. NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

    NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

  5. 楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

    楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

ランキングをもっと見る
PageTop