IoT機器向けの「セキュリティSIM」を共同開発(DNP、NTT Com) | ScanNetSecurity
2026.04.15(水)

IoT機器向けの「セキュリティSIM」を共同開発(DNP、NTT Com)

DNPとNTT Comは、1個のチップで、モバイル回線の利用とセキュリティの向上を同時に実現できる、IoT機器向けの「セキュリティSIM」の開発を、2018年3月より共同で実施すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「セキュリティSIM」の概要
「セキュリティSIM」の概要 全 1 枚 拡大写真
大日本印刷株式会社(DNP)とNTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は3月5日、1個のチップで、モバイル回線の利用とセキュリティの向上を同時に実現できる、IoT機器向けの「セキュリティSIM」の開発を、2018年3月より共同で実施すると発表した。セキュリティSIMは、IoT機器がモバイル回線を利用する際に必要なSIMに、通信データの暗号化などIoT機器のセキュリティを向上する機能を追加した、新たなSIMおよびeSIMのこと。

セキュリティSIMは、モバイル回線の加入者認証を行う機能に加えて、暗号鍵などのデータを用いたIoT機器の識別や認証、通信データの暗号化と真正性の確認、ソフトウェア改ざんなどの不正検知を行うセキュリティ機能を備える。また、フラッシュメモリではなくICチップ内にセキュリティ機能を実装することで、物理攻撃やサイドチャネル攻撃に対し、高い耐タンパ性を実現する。

DNPは実用化の際に、「IoSTプラットフォーム」を活用して、SIM製造時に暗号鍵、電子証明書を初期発行するとともに、運用中にセキュリティ向上のためインターネット経由にて定期的に更新する機能を実装する。またNTT Comは、ユーザのIoTに最適なモバイル回線と、モノから集まるデータを蓄積・可視化・分析するIoTプラットフォームサービス「Things Cloud」などの提供実績を活かし、セキュリティSIMを用いたより安全なIoTソリューションを提供していく予定という。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

    「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

  2. 埼玉大学の特許管理システム運用サーバでランサムウェア感染の痕跡、個人情報が外部から閲覧された可能性

    埼玉大学の特許管理システム運用サーバでランサムウェア感染の痕跡、個人情報が外部から閲覧された可能性

  3. ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

    ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

  4. ビジネスチャット上で役職員を装った第三者による不正な送金指示、従来のルールに則り 9,600万円を振込

    ビジネスチャット上で役職員を装った第三者による不正な送金指示、従来のルールに則り 9,600万円を振込

  5. 生産プラントに影響なく操業継続 ~ 住友金属鉱山のフィリピン子会社にランサムウェア攻撃

    生産プラントに影響なく操業継続 ~ 住友金属鉱山のフィリピン子会社にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop