IoT機器向けの「セキュリティSIM」を共同開発(DNP、NTT Com) | ScanNetSecurity
2026.07.26(日)

IoT機器向けの「セキュリティSIM」を共同開発(DNP、NTT Com)

DNPとNTT Comは、1個のチップで、モバイル回線の利用とセキュリティの向上を同時に実現できる、IoT機器向けの「セキュリティSIM」の開発を、2018年3月より共同で実施すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「セキュリティSIM」の概要
「セキュリティSIM」の概要 全 1 枚 拡大写真
大日本印刷株式会社(DNP)とNTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は3月5日、1個のチップで、モバイル回線の利用とセキュリティの向上を同時に実現できる、IoT機器向けの「セキュリティSIM」の開発を、2018年3月より共同で実施すると発表した。セキュリティSIMは、IoT機器がモバイル回線を利用する際に必要なSIMに、通信データの暗号化などIoT機器のセキュリティを向上する機能を追加した、新たなSIMおよびeSIMのこと。

セキュリティSIMは、モバイル回線の加入者認証を行う機能に加えて、暗号鍵などのデータを用いたIoT機器の識別や認証、通信データの暗号化と真正性の確認、ソフトウェア改ざんなどの不正検知を行うセキュリティ機能を備える。また、フラッシュメモリではなくICチップ内にセキュリティ機能を実装することで、物理攻撃やサイドチャネル攻撃に対し、高い耐タンパ性を実現する。

DNPは実用化の際に、「IoSTプラットフォーム」を活用して、SIM製造時に暗号鍵、電子証明書を初期発行するとともに、運用中にセキュリティ向上のためインターネット経由にて定期的に更新する機能を実装する。またNTT Comは、ユーザのIoTに最適なモバイル回線と、モノから集まるデータを蓄積・可視化・分析するIoTプラットフォームサービス「Things Cloud」などの提供実績を活かし、セキュリティSIMを用いたより安全なIoTソリューションを提供していく予定という。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

    Docker 設定とルータ不具合が原因 ~ ワサビの開発環境端末に不正アクセス

  2. 日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

    日本大学の学生・卒業生 9 名のアカウントに不正アクセス、スパムメール送信の踏み台に

  3. 富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

    富山県立大学の Microsoft 365 学生アカウントから大量の迷惑メール送信

  4. 海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

    海上ヘリ基地反対協議会に「極めて悪質なサイバー攻撃」 他団体の問合せフォーム悪用で大量自動返信

  5. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

ランキングをもっと見る
PageTop