「サイボウズ Garoon」にSQLインジェクションなど複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるバージョンと脆弱性は次の通り。
・サイボウズ Garoon 3.0.0 から 4.2.6 まで(CVE-2018-0530、CVE-2018-0531、CVE-2018-0532、CVE-2018-0533)
・サイボウズ Garoon 4.0.0 から 4.6.0 まで(CVE-2018-0548)
・サイボウズ Garoon 3.0.0 から 4.6.0 まで(CVE-2018-0549)
・サイボウズ Garoon 3.5.0 から 4.6.1 まで(CVE-2018-0550)
・サイボウズ Garoon 3.0.0 から 4.6.1 まで(CVE-2018-0551)
・アプリケーション「アドレス帳」に関するSQLインジェクション(CVE-2018-0530)
・フォルダの設定における操作制限回避(CVE-2018-0531)
・ログイン認証の設定における操作制限回避(CVE-2018-0532)
・セッション認証の設定における操作制限回避(CVE-2018-0533)
・アプリケーション「スペース」に関する閲覧制限回避(CVE-2018-0548)
・アプリケーション「メッセージ」の書式編集機能における格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2018-0549)
・アプリケーション「ファイル管理」に関する閲覧制限回避(CVE-2018-0550)
・アプリケーション「スペース」の書式編集機能における格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2018-0551)
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》