「Spring Framework」に、リモートOSコマンド実行などの脆弱性(JPCERT/CC)
JPCERT/CCは、「Spring Framework」の脆弱性に関する注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Spring Framework 5.0 から 5.0.4」および「Spring Framework 4.3 から 4.3.15」には、複数の脆弱性が存在する。また、すでにサポートが終了している過去のバージョンにおいても、同脆弱性の影響を受けるとのこと。これらの脆弱性を悪用されると、実行しているアプリケーションサーバの実行権限で、リモートから任意のOSコマンドが実行されるなどの可能性がある。
JPCERT/CCでは、修正バージョン(Spring Framework 5.0.5およびSpring Framework 4.3.16)が公開されているため、十分なテストを実施の上で適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》