Oracleが複数製品のクリティカルパッチアップデートを公開(JPCERT/CC、IPA) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

Oracleが複数製品のクリティカルパッチアップデートを公開(JPCERT/CC、IPA)

JPCERT/CCは、「2018年 4月 Oracle製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月18日、「2018年 4月 Oracle製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」を発表した。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)も、「Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2018-2814等)」を発表している。これはOracle社が複数の製品に対するクリティカルアップデートに関する情報を公開したことを受けたもの。

対象として、次の製品およびバージョンが含まれている。

・Java SE JDK/JRE 8 Update 162 およびそれ以前
・Java SE JDK/JRE 10
・Oracle WebLogic Portal 10.3.6.0.0 SPU より前のバージョン
・Oracle WebLogic Server 10.3.6.0.180417 PSU より前のバージョン
・Oracle WebLogic Server 12.1.3.0.180417 PSU より前のバージョン
・Oracle WebLogic Server 12.2.1.2.180417 PSU より前のバージョン
・Oracle WebLogic Server 12.2.1.3.180417 PSU より前のバージョン

なお、製品やバージョンは多岐にわたるので、正確な情報はOracleの情報を参照すること。

これらの脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃によってアプリケーションが不正終了したり、任意のコードが実行されたりするなどの可能性がある。対象となる製品を利用している場合には、アップデートの適用等を検討するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

    サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

ランキングをもっと見る
PageTop