耐量子公開鍵暗号において、新たな安全性強化手法を開発(NTT) | ScanNetSecurity
2026.06.17(水)

耐量子公開鍵暗号において、新たな安全性強化手法を開発(NTT)

NTTは、量子コンピュータ完成後の時代に必要とされる耐量子公開鍵暗号について、新たな安全性強化手法を開発したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
改ざん検知機能(チェック機構)
改ざん検知機能(チェック機構) 全 1 枚 拡大写真
日本電信電話株式会社(NTT)は4月26日、量子コンピュータ完成後の時代に必要とされる耐量子公開鍵暗号について、新たな安全性強化手法を開発したと発表した。量子コンピュータが完成すると、現在広く用いられているRSA暗号や楕円曲線暗号等の公開鍵暗号方式は簡単に解読されてしまうことから、量子コンピュータの完成前に、量子コンピュータでも解読が難しい公開鍵暗号(耐量子公開鍵暗号)の研究が進められている。

同社では、CCA安全性(改ざん防止など)を持たない耐量子公開鍵暗号を、CCA安全性を持つ耐量子公開鍵暗号へ変換し、安全性を強化する新たな手法を開発した。これにより、耐量子公開鍵暗号方式を高効率に構成できる。また、今回の手法は汎用性が高く、既存のさまざまな耐量子公開鍵暗号に対しても適用可能であり、NIST標準化候補暗号方式でも、少なくとも7件に適用可能だという。この技術に基づく耐量子公開鍵暗号を用いることで、量子コンピュータ実現後の時代においても、余分な負荷の小さい暗号通信が可能になるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃、システム障害などの影響で売上収益が想定を 600 億円下回る見込み

    アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃、システム障害などの影響で売上収益が想定を 600 億円下回る見込み

  2. JRAシステムサービスの一部ページで不審な認証画面の表示

    JRAシステムサービスの一部ページで不審な認証画面の表示

  3. 「SUBARUオンラインショップ」で不審な認証画面の表示

    「SUBARUオンラインショップ」で不審な認証画面の表示

  4. セキュリティの教科書(反面教師編):社員のメールを覗きたいCEO

    セキュリティの教科書(反面教師編):社員のメールを覗きたいCEO

  5. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

ランキングをもっと見る
PageTop