「Adobe Flash Player」に攻撃リスクが高い脆弱性、至急の対応を(JPCERT/CC、IPA)
JPCERT/CCは、「Adobe Flash Playerの脆弱性(APSB18-24)に関する注意喚起」を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
対象となる製品とバージョンは、「Adobe Flash Player Desktop Runtime(30.0.0.113)およびそれ以前(Windows、Mac、Linux)」「Adobe Flash Player for Google Chrome(30.0.0.113)およびそれ以前(Windows、Mac、Linux、Chrome OS)」「Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11(30.0.0.113)およびそれ以前(Windows 10 および Windows 8.1)」。
Internet Explorer 11 や Microsoft Edge では、Windows Updateなどで最新の Adobe Flash Player が更新プログラムとして提供される。Google Chrome は、Google Chrome のアップデート時に、Adobe Flash Playerが更新される。アドビは、「過去に攻撃リスクが高いとされたことのある脆弱性」とアナウンスしており、至急、修正プログラムを適用するよう呼びかけている。また、アップデートを適用するまでの間は、脆弱性の影響を軽減するため、ブラウザ上でFlashを無効にしたり、Flashの表示を制限することも検討すべきとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》