Oracle Weblogic Serverの脆弱性を狙う攻撃が継続--観測レポート(IIJ) | ScanNetSecurity
2026.05.23(土)

Oracle Weblogic Serverの脆弱性を狙う攻撃が継続--観測レポート(IIJ)

IIJは、「wizSafe Security Signal 2018年6月 観測レポート」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
DDoS攻撃の検出件数(2018年6月)
DDoS攻撃の検出件数(2018年6月) 全 5 枚 拡大写真
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月31日、「wizSafe Security Signal 2018年6月 観測レポート」を発表した。同レポートは、IIJの提供するセキュリティ事業において収集・観測した攻撃活動についてまとめたもの。同社が対処したDDoS攻撃のうち、「IIJ DDoSプロテクションサービス」で6月に検出したDDoS攻撃は、1日あたり20.77件。もっとも大規模だったものは21.45Gbpsであった。攻撃件数は前月より減少している。

「IIJマネージドセキュリティサービス」の観測情報では、NetisおよびNetcore社製ルータの初期設定を悪用した利用した攻撃を多数観測した。また、Oracle Weblogic Serverの脆弱性(CVE-2017-3506およびCVE-2017-10271)を利用した攻撃も引き続き観測しており、同社では攻撃キャンペーンの可能性が高いとみている。このキャンペーンでは、最終的に仮想通貨をマイニングさせるマルウェアをWebサーバに配置・実行するため、攻撃が成功するとサーバ上で不正に仮想通貨を採掘されてしまう。

Webサイト経由のマルウェアの種類では、WordPressに対するWebサイトの改ざんと考えられる「Trojan.JS.Agent」と、ブラウザ上で仮想通貨をマイニングさせるスクリプト「Trojan.JS.Miner」の検出が過半を占めた。この傾向は4カ月にわたり継続している。メール経由のマルウェアの種類では、「MyDoom」がもっとも多く検出されているが、検出件数は先月から3割程度減少、全体の約4割となった。C&Cサーバと通信を行い遠隔操作を可能にする「Backdoor.Win32.AndromはAndromeda」がこれに続いた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

  4. イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

    イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

  5. カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

    カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop