「ZOWHOW」が第三者から不正アクセス、セキュリティコードを含むカード情報が流出(新日本造形) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「ZOWHOW」が第三者から不正アクセス、セキュリティコードを含むカード情報が流出(新日本造形)

新日本造形株式会社は11月27日、同社が運営する陶芸・版画・クラフト用品ショップ「ZOWHOW」が第三者からの不正アクセスを受け顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

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新日本造形株式会社は11月27日、同社が運営する陶芸・版画・クラフト用品ショップ「ZOWHOW」が第三者からの不正アクセスを受け顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

これは2018年7月18日に、同社がクレジットカード決済代行を委託している会社から、同サイトにて利用されたカード情報の流出懸念についての連絡を受け判明したもので、同日中に同サイトでのカード決済を停止、第三者調査機関による調査も開始した。

9月14日に完了した調査機関の調査によると、同サイトのシステムの一部の脆弱性を突いた第三者の不正アクセスが原因で、同サイトで利用されたカード情報が流出し、一部のカード情報については不正利用された可能性も確認したとのこと。

流出した可能性がある個人情報は、2018年4月25日から7月18日に同サイトでカード決済を行った顧客のカード情報397件(カード名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコード)。

同社では既に、カード会社と連携し流出した可能性のあるカードのモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めているが、身に覚えのない請求項目の記載がカード明細にあった場合はカード会社に問い合わせるよう顧客に呼びかけている。

11月13日に同社では監督官庁である個人情報保護委員会に報告を行い、また所轄警察である蔵前警察署にも同日に被害申告を行っている。

今後、同社では調査結果を踏まえたシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い再発防止を図る。

《ScanNetSecurity》

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