医学部附属病院の看護師が持ち出した患者情報が車上荒らしの被害に(香川大学)
国立大学法人香川大学は1月4日、同学医学部附属病院での患者情報漏えいについて発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい

これは1月2日に、同学医学部附属病院の病棟勤務の看護師が日勤終了後に業務で使用する患者情報を記入した用紙をバッグに入れて車で持ち帰り、そのバッグを車内に放置したところ、1月3日午後4時から1月4日午前7時の出勤時までの間に何者かによって車の窓ガラスが割られ当該バッグが盗難に遭ったというもの。
当該看護師は1月4日午前7時に高松東警察署に連絡し事情聴取を受けた後、附属病院の上司に報告を行った。同院では、漏えいの対象となった患者への事実関係の連絡と謝罪は実施済みで、改めて警察の調査結果等を踏まえて経緯と顛末等を報告予定。
盗難にあったのは、業務で使用する最大39人分の患者情報(患者氏名、年齢、病名等)を記入した用紙。
同学では、同病院職員と全教職員に対して個人情報が含まれた書類等の学外持出厳禁を周知徹底するとともに個人情報保護に関する研修・管理体制の見直しを行い再発防止に努める。
《ScanNetSecurity》
関連記事
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男PR
-
kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出
-
カプコンへのランサムウェア攻撃、新たに16,406人の情報流出を確認
-
東京海上日動と連携、Microsoft Azureの障害やサイバー攻撃を補償
-
マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み
-
#NoMoreFake 第3回「ファクトチェック」
-
IDC予測、2024年までのセキュリティ製品サービス市場規模
-
神奈川県と富士通リースがHDD盗難のクリスマス和解 ~ 賠償 4,097 万円 再発防止策差し引き和解金 2,369 万円で合意
-
一体どうバランスを取るか? 高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用PR
-
ソフトバンク元社員 不正競争防止法違反容疑で逮捕、楽天モバイルに技術情報持ち出し疑い