国際学会で離席した隙をつかれノートパソコンが盗難被害に(長岡技術科学大学)
国立大学法人長岡技術科学大学は1月15日、同学教員が海外出張中に盗難により個人情報が保存されたノートパソコンを紛失したことが判明したと発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい

これは2018年12月12日午前10時30分頃(日本時間)に、当該教員から海外出張中にノートパソコンの盗難被害にあったとの連絡を受け判明したもので、同学では当該教員に係るアカウントの不正ログインを防ぐためにメールアカウントの停止とパスワードの変更を行った。
盗難にあったのは12月11日午後6時30分頃(日本時間)で、当該教員が参加した国際学会での休憩時間内に当該ノートパソコンの入った鞄を置いて離席した際に紛失した。なお当該ノートパソコンについて、ログインパスワードは設定されていた。
当該教員は学会主催者に報告し会場内を捜索したが見つからず、盗難と判断し現地警察に被害届を提出したが、現在のところ当該ノートパソコンの発見には至っていない。
紛失したノートパソコンには下記の個人情報が保存されていた。
・当該教員が担当する授業科目のデータ(氏名、学籍番号、点数)
学部担当科目:5科目 履修者:実人数 169名分
修士担当科目:5科目 履修者:実人数 215名分
・当該教員の研究室名簿(13名分の氏名、学籍番号、メールアドレス、携帯電話番号)
同学では、対象の学生と父母等に対して謝罪と説明文書を送付済みで、現時点では本件に係る個人情報が第三者に流出したという情報や不正使用は確認されていない。
《ScanNetSecurity》
関連記事
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
VPN製品に関する脆弱性対策情報の深刻度別割合、「危険」「警告」で95%を占める
-
仮想通貨取引所「Liquid」への不正アクセス最終報、APIキー等169,782件の流出を確認
-
先端セキュリティ企業は互いをどう評価したか、ゼロトラストネットワーク 4 つの条件
-
Bugtraq の死と復活、歴史あるコミュニティにアクセンチュアがとった処遇
-
我が社の IoT 活用の課題 総洗い出し ~ JSSEC IoT セキュリティチェックシート活用方法
-
ファイル誤添付、Excel 別シートに新型コロナ接触者情報記載
-
イエラエセキュリティ CSIRT支援室 第4回「ツール 運用 組織体制 コスト - 経営バランスの中で実現するセキュリティの難しさ」
-
売上規模別に見た 全 IT 投資中のセキュリティ予算比率 ~ 東証上場企業
-
「IVYCS FEE PAYMENT」へ不正アクセスでカード情報流出の可能性、東京女子大購買センターや青学購買サイトも被害に
-
一体どうバランスを取るか? 高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用PR