オムロン「CX-Supervisor」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、オムロンが提供する、制御システムの可視化や制御を行うソフトウェア「CX-Supervisor」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「CX-Supervisor Version 3.42 およびそれ以前」には、コードインジェクション(CVE-2018-19011)、コマンドインジェクション(CVE-2018-19013、CVE-2018-19015)、解放済みメモリの使用(Use-after-free)(CVE-2018-19017)、型の取り違え(Access of Resource Using Incompatible Type)(CVE-2018-19019)の脆弱性が存在する。
これらの脆弱性が悪用されると、第三者によってDoS攻撃を受けたり、アプリケーションの権限で任意のコードを実行されたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》