WordPress用プラグイン「FormCraft」に、意図しない操作をされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、nCraftsが提供するWordPress用プラグイン「FormCraft」に、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「FormCraft 1.2.1 およびそれ以前」には、CSRFの脆弱性(CVE-2019-5920)が存在する。この脆弱性により、WordPressの管理画面にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。意図しない操作には、フォームの新規作成、既存のフォームへのJavaScriptコードの挿入、既存のフォームの削除が含まれる。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》