日本を発信源とするIoT機器への攻撃を検知、ハニーポット500台による調査(アバスト) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

日本を発信源とするIoT機器への攻撃を検知、ハニーポット500台による調査(アバスト)

アバストは、日本からIoTデバイスへの攻撃の可能性のあるトラフィックが急増していると発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
日本からのIoTデバイスへの攻撃の検知状況
日本からのIoTデバイスへの攻撃の検知状況 全 1 枚 拡大写真
アバストは6月10日、日本からIoTデバイスへの攻撃の可能性のあるトラフィックが急増していると発表した。これは、6月4日19時48分から6月5日15時38分までの間に観測したもので、IoTデバイスの一般的に知られている脆弱性に対するスキャンを20時間で913万4,144回確認したという。

このトラフィックは、同社の専門家が世界中に500台設置しているハニーポットで検知したもの。このハニーポットは、ストリーミングデバイス「Chromecast」、インターネット接続されたベビーカメラやルータなどのIoTデバイスに見えるようにセットアップされたサーバ。同社の研究者は、何十万台もの接続デバイスをボットネットに追加することが目標だったのではないかと推測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  5. 社員の個人保有 PC がウイルス感染、業務で使用する認証情報が流出

    社員の個人保有 PC がウイルス感染、業務で使用する認証情報が流出

ランキングをもっと見る
PageTop