無料セキュリティ調査ツールがメモリ領域にも対応(ラック) | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

無料セキュリティ調査ツールがメモリ領域にも対応(ラック)

ラックは、同社が2018年11月に公開した無料のセキュリティ調査ツール「FalconNest(ファルコンネスト)」に、PCのメモリ領域を調査しマルウェアを検知する機能「Phantom Seeker(ファントム シーカー)」を新たに追加し、公開したと発表した。

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「FalconNest」の画面
「FalconNest」の画面 全 1 枚 拡大写真
株式会社ラックは7月11日、同社が2018年11月に公開した無料のセキュリティ調査ツール「FalconNest(ファルコンネスト)」に、PCのメモリ領域を調査しマルウェアを検知する機能「Phantom Seeker(ファントム シーカー)」を新たに追加し、同日より公開したと発表した。同社の緊急対応組織であるサイバー救急センターでは、サイバー犯罪者がハードディスクにファイルを保存せず、マルウェアの主な機能をメインメモリ内に巧妙に潜ませる手法に最近移りつつあることを確認している。メモリの内容は再起動により消去されてしまうため、検知や解析が困難である。

そこで、一般の技術者でも検知、追跡ができるよう、コンピュータのメインメモリ(揮発領域)に展開するプログラムおよびデータ領域を自動で調査し、簡易的にマルウェアの侵害判定ができる機能「Phantom Seeker」を「FalconNest」に追加し公開することとした。これにより、FalconNestに搭載している標的型攻撃の侵害判定「Live Investigator(ライブ インベスティゲーター)」と不審ファイルの判定「Malware Analyzer(マルウェア アナライザー)」と合わせ、マルウェア感染で必要となる初期調査対応をおおむねカバーできるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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