無料セキュリティ調査ツールがメモリ領域にも対応(ラック)
ラックは、同社が2018年11月に公開した無料のセキュリティ調査ツール「FalconNest(ファルコンネスト)」に、PCのメモリ領域を調査しマルウェアを検知する機能「Phantom Seeker(ファントム シーカー)」を新たに追加し、公開したと発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
そこで、一般の技術者でも検知、追跡ができるよう、コンピュータのメインメモリ(揮発領域)に展開するプログラムおよびデータ領域を自動で調査し、簡易的にマルウェアの侵害判定ができる機能「Phantom Seeker」を「FalconNest」に追加し公開することとした。これにより、FalconNestに搭載している標的型攻撃の侵害判定「Live Investigator(ライブ インベスティゲーター)」と不審ファイルの判定「Malware Analyzer(マルウェア アナライザー)」と合わせ、マルウェア感染で必要となる初期調査対応をおおむねカバーできるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/