メールだけでなくネットワーク経由での侵入も増加--J-CRATレポート(IPA) | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

メールだけでなくネットワーク経由での侵入も増加--J-CRATレポート(IPA)

IPAは、2018年度下半期の「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)活動状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
J-CRAT 支援件数の推移
J-CRAT 支援件数の推移 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月24日、2018年度下半期の「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)活動状況」を発表した。サイバーレスキュー隊(J-CRAT:Cyber Rescue and Advice Team against targeted attack of Japan)は、標的型サイバー攻撃の被害拡大防止を目的に、2014年7月16日に経済産業省の協力のもと、相談を受けた組織の被害の低減と攻撃の連鎖の遮断を支援する活動として発足したもの。

活動結果によると、2018年度(2018年4月~2019年3月)に、「標的型サイバー攻撃特別相談窓口」に対して寄せられた相談件数は413件、緊急を要する事案に対してレスキュー支援を行った件数は127件、オンサイトでの支援件数は31件であった。特徴として、侵入手口として引き続き標的型攻撃メールが使用されたほかに、ネットワーク経由で侵入され攻撃活用が開始されたとみられる事例が複数の組織で確認された。

ネットワーク経由での侵入には、遠隔保守メンテナンス用途で解放されたRDPポートやOpenVNCのサーバ機能を悪用されたと推定されるが、該当端末には標的型攻撃メールのような明確な痕跡が残っていないため、ディスクイメージの調査(ディスクフォレンジックなど)や各種OSの痕跡(ログなど)の調査から推測せざるを得なかったとしている。また、社内用端末を社外に持ち出したことで侵入されたケースや、WebShellと呼ばれるバックドアを設置された事例もあったという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

    「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

  2. PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

    PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

  3. 厚生労働省 委託事業の「東電福島第一原発廃炉等作業における被ばく低減対策普及啓発事業」で個人情報が漏えい

    厚生労働省 委託事業の「東電福島第一原発廃炉等作業における被ばく低減対策普及啓発事業」で個人情報が漏えい

  4. 「大起水産公式アプリ」に不正アクセス、顧客17万4,933人の個人情報が漏えいした可能性

    「大起水産公式アプリ」に不正アクセス、顧客17万4,933人の個人情報が漏えいした可能性

  5. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

ランキングをもっと見る
PageTop