「iNetSec SF」を機能強化、クローズドネットワークにも有効に(PFU) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

「iNetSec SF」を機能強化、クローズドネットワークにも有効に(PFU)

PFUは、セキュリティ対策向けアプライアンス製品「iNetSec SF(アイネットセック エスエフ)」を機能強化し、9月中旬より提供を開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
機能強化の概要
機能強化の概要 全 3 枚 拡大写真
株式会社PFUは7月31日、セキュリティ対策向けアプライアンス製品「iNetSec SF(アイネットセック エスエフ)」を機能強化し、9月中旬より提供を開始すると発表した。機能強化は、「iNetSec SF」の機能追加ライセンスとして提供している「標的型サイバー攻撃振る舞い検知セグメントライセンス」に対して行われる。

具体的には、同ライセンスにおいて標的型攻撃で使用される遠隔操作型マルウェア (RAT型)に加え、新たに自己拡散型マルウェアの活動も検知し、感染が拡大する前に感染端末を遮断することで、感染被害を局所化する。端末間の通信の振る舞いの監視を実現し、感染端末を即時遮断することによって、有効性のある対策を実現する。

また、ネットワーク通信のみから検知を行い、エージェントレスで遮断を行うことにより、持ち込まれた保守端末PCや、USBメモリで感染した端末であっても遮断し、感染拡大を防止する。これにより、端末のOSが古かったり、エージェントを導入できないといったクローズドネットワークにも有効となる。同社では、今後3年間で50億円の売上を目指すとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop