「BIG-IP」に重大な脆弱性、関連情報を紹介(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2026.10.24(土)

「BIG-IP」に重大な脆弱性、関連情報を紹介(エフセキュア)

エフセキュアは、F5 Networks社が提供する「BIG-IP」の一般的な構成における重大な脆弱性を発見したと発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
稼働中のBIG-IPの分布図。約60%は米国に設置されている
稼働中のBIG-IPの分布図。約60%は米国に設置されている 全 1 枚 拡大写真
エフセキュア株式会社は8月9日、F5 Networks社が提供する「BIG-IP」の一般的な構成における重大な脆弱性を発見したと発表した。BIG-IPは、アプリケーションを最適かつセキュアに配信し、企業システムの運用を最大限に効率化するための機能を持つアプリケーショントラフィック管理装置。Webサービスを提供する大企業、金融機関、政府機関などに導入されている。

脆弱性は、iRules(ネットワークトラフィック管理用のBIG-IP Local Traffic Managerで使用されるTclベースのスクリプト言語)に存在する。特定のコーディング手法により、攻撃者は任意のTclコマンドを挿入でき、ターゲットとなるTclスクリプトのセキュリティコンテキストにおいて実行される可能性がある。iRuleの悪用に成功すると、攻撃者はBIG-IPを足がかりにユーザへ重大な侵害をもたらす可能性がある。

なお、この脆弱性はBIG-IPのすべてのユーザが影響を受けるわけではない。この脆弱性を発見した、エフセキュアのChristoffer Jerkeby氏は、この脆弱性が悪用されると、攻撃者は企業に侵入し、さまざまな目的を達成し、痕跡を画すことができるため、極めて深刻であるとしている。一方で、脆弱性を発見することも難しいため、参照すべき関連情報のWebページを紹介している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

    セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

  2. ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

    ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

  3. メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

    メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

  4. ムーンスターのサーバに不正アクセス、オンラインストアを利用した顧客情報が漏えいした可能性

    ムーンスターのサーバに不正アクセス、オンラインストアを利用した顧客情報が漏えいした可能性

  5. GMOサイバーセキュリティ byイエラエ 福森大喜の「リトル福森」との出会い

    GMOサイバーセキュリティ byイエラエ 福森大喜の「リトル福森」との出会い

ランキングをもっと見る
PageTop