Microsoft Windows において AppXSvc での設定ファイルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権限が取得可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.06.09(火)

Microsoft Windows において AppXSvc での設定ファイルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権限が取得可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

Microsoft Windows において、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
Microsoft Windows
Microsoft Windows 全 1 枚 拡大写真
◆概要

 Microsoft Windows において、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合は、管理者権限でしか操作できないファイルを悪意のあるものに上書きされてしまったり、管理者権限でしか閲覧できないファイルを閲覧されてしまう可能性があります。セキュリティ更新プログラムの適用によって対策してください。

◆分析者コメント

 管理者権限でしか操作できないようなファイルのアクセス権を得ることが可能となる脆弱性ですが、書き換えるファイルによっては管理者権限で任意のコードを実行することが可能であるため、権限昇格に悪用され得る脆弱性です。当該脆弱性を起点にして、管理者権限で任意のコードを実行するエクスプロイトコードもすでに公開されているため、早急な対策を推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v3]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-0841&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

[CVSS v2]
7.2
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-0841&vector=(AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)

◆影響を受けるソフトウェア

 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けます。

  - Microsoft Windows 10 Version 1703
  - Microsoft Windows 10 Version 1709
  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1709
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1803
  - Microsoft Windows Server 2019


◆解説

 Microsoft Windows に、Windows AppX Deployment Service (AppXSvc) によるファイルの検証不備を悪用して、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  2. 北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

    北九州市立大に不正アクセス、偽警告から遠隔操作され個人情報漏えいか

  3. クレジットマスター攻撃による不正利用に注意を呼びかけ

    クレジットマスター攻撃による不正利用に注意を呼びかけ

  4. TP-Link製ルータ Archer BE450 および BE7200 にOSコマンドインジェクションの脆弱性

    TP-Link製ルータ Archer BE450 および BE7200 にOSコマンドインジェクションの脆弱性

  5. メール送受信の障害で発覚 ~ 山田ボデー工業所のメールシステムサーバに不正アクセス

    メール送受信の障害で発覚 ~ 山田ボデー工業所のメールシステムサーバに不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop