盗んだデータの不足をフィッシングで補完、不正口座の開設も(アカマイ) | ScanNetSecurity
2026.06.05(金)

盗んだデータの不足をフィッシングで補完、不正口座の開設も(アカマイ)

アカマイは、2019年の「インターネットの現状 State of the Internet (SOTI)/セキュリティ | 金融サービスへの攻撃エコノミー」レポートを発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は8月14日、2019年の「インターネットの現状 State of the Internet (SOTI)/セキュリティ | 金融サービスへの攻撃エコノミー」レポートを発表した。レポートでは、フィッシングサイトの被害を受けた組織の50%が金融サービス部門であったこと、18カ月間で確認された不正ログイン(Credential Stuffing)の攻撃試行回数が35億回に上ったことなどを取り上げている。

不正ログインが増加している背景には、フィッシング攻撃の増加があるとしている。サイバー犯罪者は、盗んだ認証情報データをフィッシングによって補完し、アカウントの乗っ取りや、作成したリストの転売などで利益を得ている。補完されたデータのうち、特定の金融機関に不正に口座を開設するために使用するデータのパッケージは「バンクドロップ」や「fullz」と呼ばれ、転売するほかにサイバー犯罪者が不正口座を開設するために使用することもある。これによりサイバー犯罪者は、銀行から融資枠を得ることができる。

また、調査期間の18カ月の間に、金融サービス業界を狙ったDDoS攻撃が800回以上確認された。レポートでは、犯罪者は不正ログイン攻撃を仕掛けるため、あるいはWebベースの脆弱性を悪用するための目くらましとしても、DDoS攻撃を利用し始めていると分析している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

    横浜DeNAベイスターズ日本一優勝パレード2024 支援者情報が漏えいした可能性 ~ CAMPFIRE への不正アクセス

  2. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

  3. DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

    DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

  4. Booking.comへの不正アクセス、売上金受領口座情報が改ざん 約 900 万円の損失が発生

    Booking.comへの不正アクセス、売上金受領口座情報が改ざん 約 900 万円の損失が発生

  5. データはパスワードで保護 ~ 関市の学校で図書管理システム用パソコンのバックアップデータを保存していた USBメモリ紛失

    データはパスワードで保護 ~ 関市の学校で図書管理システム用パソコンのバックアップデータを保存していた USBメモリ紛失

ランキングをもっと見る
PageTop