盗んだデータの不足をフィッシングで補完、不正口座の開設も(アカマイ) | ScanNetSecurity
2020.01.19(日)

盗んだデータの不足をフィッシングで補完、不正口座の開設も(アカマイ)

アカマイは、2019年の「インターネットの現状 State of the Internet (SOTI)/セキュリティ | 金融サービスへの攻撃エコノミー」レポートを発表した。

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アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は8月14日、2019年の「インターネットの現状 State of the Internet (SOTI)/セキュリティ | 金融サービスへの攻撃エコノミー」レポートを発表した。レポートでは、フィッシングサイトの被害を受けた組織の50%が金融サービス部門であったこと、18カ月間で確認された不正ログイン(Credential Stuffing)の攻撃試行回数が35億回に上ったことなどを取り上げている。

不正ログインが増加している背景には、フィッシング攻撃の増加があるとしている。サイバー犯罪者は、盗んだ認証情報データをフィッシングによって補完し、アカウントの乗っ取りや、作成したリストの転売などで利益を得ている。補完されたデータのうち、特定の金融機関に不正に口座を開設するために使用するデータのパッケージは「バンクドロップ」や「fullz」と呼ばれ、転売するほかにサイバー犯罪者が不正口座を開設するために使用することもある。これによりサイバー犯罪者は、銀行から融資枠を得ることができる。

また、調査期間の18カ月の間に、金融サービス業界を狙ったDDoS攻撃が800回以上確認された。レポートでは、犯罪者は不正ログイン攻撃を仕掛けるため、あるいはWebベースの脆弱性を悪用するための目くらましとしても、DDoS攻撃を利用し始めていると分析している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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