マイクロソフトが月例セキュリティ情報を公開、悪用も確認(IPA、JPCERT/CC)
IPAは、「Microsoft 製品の脆弱性対策について(2019年11月)」を発表した。JPCERT/CCも「2019年11月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」を発表している。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
・Microsoft Windows
・Internet Explorer
・Microsoft Edge (EdgeHTML ベース)
・ChakraCore
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・オープン ソース ソフトウェア
・Microsoft Exchange Server
・Visual Studio
・Azure Stack
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってPCを制御されたりして、さまざまな被害が発生する可能性がある。また、CVE-2019-1429の脆弱性についてマイクロソフト社は「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、修正プログラムを適用するよう呼びかけている。
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