「Junos OS」に複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

「Junos OS」に複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Juniper Networksが提供する「Junos OS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
CVE-2020-1606の影響を受けるシステム
CVE-2020-1606の影響を受けるシステム 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月10日、Juniper Networks, Inc. が提供する「Junos OS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の米山俊嗣氏が報告を行った。

Junos OSの複数のバージョンには、ディレクトリトラバーサル(CVE-2020-1606)およびクロスサイトスクリプティング(CVE-2020-1607)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、認証済みの J-Web ユーザによって、サーバ上のファイルを閲覧されたり削除されたりする、あるいはユーザのJ-Web画面上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  2. 新報国マテリアルにランサムウェア攻撃、ファイルの一部暗号化とバックアップデータ等の一部削除を確認

    新報国マテリアルにランサムウェア攻撃、ファイルの一部暗号化とバックアップデータ等の一部削除を確認

  3. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  4. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

  5. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

ランキングをもっと見る
PageTop