企業の不祥事や企業犯罪など調査・対応、平時と有事で展開(TMI P&S、FRONTEO) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

企業の不祥事や企業犯罪など調査・対応、平時と有事で展開(TMI P&S、FRONTEO)

TMI P&SとFRONTEOは、「AIを用いたコンプライアンス違反の予兆検知と内部不正調査」サービスの提供を共同で開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
平時対応ソリューションの概要
平時対応ソリューションの概要 全 2 枚 拡大写真
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社(TMI P&S)と株式会社FRONTEOは2月17日、「AIを用いたコンプライアンス違反の予兆検知と内部不正調査」サービスの提供を共同で開始すると発表した。同サービスは、FRONTEOが提供するリーガルテックAI技術をベースに、TMI P&Sのフォレンジック・コンサルティングを組み合わせ、企業の不祥事や企業犯罪など、社会的に何らかの形で損害や被害をもたらす可能性のある問題を企業とともに調査するもの。

両社は、不正の芽を初期の段階で検知する「平時対応ソリューション」と、不祥事に発展してしまった場合に「社内調査委員会」「第三者調査委員会」を組成し、原因の究明と再発防止策の策定を行うための「有事対応ソリューション」を提供する協力体制を敷き、企業向けの不正調査サービスを共同で提供することで合意した。なお、TMI P&Sは弁護士により2019年12月に設立された会社。

平時は、社内の情報管理の状況を確認し、有事を想定した不正調査のシミュレーションを行う。情報管理に関する助言やメール監査なども行う。有事の際には、デジタルフォレンジックやウイルス侵害調査・ダークウェブ調査などをベースに、両社が共同で事実関係の確認や原因究明、再発防止策の策定を行う。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop