「Apache Tomcat」に複数の脆弱性、CVE-2020-1938には注意喚起も(JVN) | ScanNetSecurity
2026.05.12(火)

「Apache Tomcat」に複数の脆弱性、CVE-2020-1938には注意喚起も(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Apache Software Foundationが提供する「Apache Tomcat」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月25日、Apache Software Foundationが提供する「Apache Tomcat」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、The Apache Software Foundationから脆弱性に対するアップデートが公開されたことを受けたもの。IPA、JPCERT/CCも特にCVE-2020-1938について、それぞれ注意喚起を発表している。

影響を受けるシステムは次の通り、

・CVE-2020-1935
Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.30 まで
Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.50 まで
Apache Tomcat 7.0.0 から 7.0.99 まで

・CVE-2020-1938
Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.30 まで
Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.50 まで
Apache Tomcat 7.0.0 から 7.0.99 まで

・CVE-2019-17569
Apache Tomcat 9.0.28 から 9.0.30 まで
Apache Tomcat 8.5.48 から 8.5.50 まで
Apache Tomcat 7.0.98 から 7.0.99 まで

これらのバージョンには、細工されたHTTPヘッダを含むHTTPリクエストを処理することで、情報を改ざんされるなど(CVE-2020-1935、CVE-2019-17569)および、WEB-INFやMETA-INF、またはServletContext.getResourceAsStream() が到達可能ディレクトリ配下の任意のファイルを読み取られる、また、Webアプリケーションがファイルのアップロードおよび保存を許可している場合に第三者に任意のコードを実行される(CVE-2020-1938)の脆弱性が存在する。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。最新版は「Apache Tomcat 9.0.31」「Apache Tomcat 8.5.51」「Apache Tomcat 7.0.100」となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

  2. ファイルが暗号化されておりランサムウェアである可能性が高い ~ オーミケンシへのサイバー攻撃によるシステム障害

    ファイルが暗号化されておりランサムウェアである可能性が高い ~ オーミケンシへのサイバー攻撃によるシステム障害

  3. 事態を重く受け止め「第65回 博多どんたく港まつり」への参加自粛 ~ 西日本シティ銀行

    事態を重く受け止め「第65回 博多どんたく港まつり」への参加自粛 ~ 西日本シティ銀行

  4. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

  5. CAMPFIRE への不正アクセス、225,846 件の個人情報が漏えいした可能性

    CAMPFIRE への不正アクセス、225,846 件の個人情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop