2018年度の国内SIEM市場は57億円、2023年度には103億円規模へ(ITR) | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

2018年度の国内SIEM市場は57億円、2023年度には103億円規模へ(ITR)

ITRは、国内のSIEM(Security Information and Event Management)市場規模推移および予測を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
SIEM市場規模推移および予測(2017~2023年度予測)
SIEM市場規模推移および予測(2017~2023年度予測) 全 1 枚 拡大写真
株式会社アイ・ティ・アール(ITR)は2月27日、国内のSIEM(Security Information and Event Management)市場規模推移および予測を発表した。SIEMは、あらゆるデータを収集、可視化、分析することで、インシデント発生時の迅速な対応、不正の予兆の発見、従来は発見が困難であった高度化した脅威の迅速な発見を可能にするもの。

国内SIEM市場の2018年度の売上金額は、前年度比16.3%増の57億円となった。SIEMはこれまで、コンプライアンス支援の目的で導入が進んできたが、近年はサイバー攻撃対策や、インシデントレスポンス、さらにはSOC支援ソリューションとしても導入が進んでいる。近年では、IT運用の自動化ツールとしてシステムの障害予兆・検知など新たな需要も発生していることから、同市場のCAGR(2018~2023年度)は12.6%の伸びを予測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  2. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  3. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  4. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  5. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  6. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  7. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  8. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  9. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  10. KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

    KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

ランキングをもっと見る