オンラインの国内IoT機器情報を検索、日本発「SHODAN」(ゼロゼロワン)
ゼロゼロワンは、IoT機器の情報を可視化する純国産のSaaS型検索エンジン「Karma(カルマ)」β版の提供を開始したと発表した。
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「SHODAN(ショーダン)」や「Censys(センシス)」といった既存のIoT検索エンジンでは、日本国内で主に流通するIoT機器の機種判別の精度が低く、必ずしもすべての機器が検索できるものではなかった。また、一般ユーザ向けにはサービスを提供していない。
「Karma」では、同社が開発している独自のシグネチャとOSINT情報によって、国内で流通する多くのIoT機器情報の可視化を実現した。検索結果に表示されるIoT機器の情報は、IoT機器が接続されたIPアドレス、位置情報、バナー情報など。今後は、IoT機器メーカー等に限定してIoT機器の既知の脆弱性情報も提供する予定。
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