シンガポールの人口漁礁が制御システム向け製品を採用(カスペルスキー)
スペルスキーは、同社の産業用制御システム「KICS」に含まれる「KICS for Nodes」が、先端技術を利用したスマート浮漁礁(人工漁礁)を運営するSingapore Aquaculture Technologies(SAT)に採用され、運用開始したと発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
シンガポール食品庁は水産養殖を重要視しており、同国初となる先端技術を利用したスマート浮漁礁がWintershineの子会社であるSATにより新設された。この養魚場では、ビッグデータ、AI、動画分析の技術を組み合わせることで、魚を監視し病気の兆候を早期に検知、生産量の増加につなげている。今後、年間350トンの魚を養殖する見込み。
このスマート浮漁礁には、Siemensの技術とKasperskyのサイバーセキュリティ製品が活用されている。「KICS for Nodes」は、拡大するサイバー脅威の情勢や人為的要因、マルウェア、巧妙な標的型攻撃による潜在的な危険性から施設を保護し、SATが効果的に業務を継続できるように支援している。
関連記事
-
日本の企業・政府機関が備えるべきこと~内閣サイバーセキュリティ情報化審議官 伊東 寛 氏講演
研修・セミナー・カンファレンス -
米国防総省、サイバーセキュリティ成熟度モデル認定( CMMC )正式リリース ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]
脆弱性と脅威 -
Microsoft Windows においてインストール処理時におけるシンボリックリンク検証不備により任意のファイルの全権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)
脆弱性と脅威 -
カスペルスキーが産業用制御システムのセキュリティに本腰、「KICS」発表(カスペルスキー)
製品・サービス・業界動向