JPドメインが1年で約2万5千件増加、約7割が汎用(JPRS) | ScanNetSecurity
2025.11.01(土)

JPドメインが1年で約2万5千件増加、約7割が汎用(JPRS)

JPRSは、JPドメイン名の登録管理業務に関する2019年の年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2019」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「JPドメイン名レジストリレポート2019」
「JPドメイン名レジストリレポート2019」 全 3 枚 拡大写真
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は3月26日、JPドメイン名の登録管理業務に関する2019年の年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2019」を発表した。同報告書は、JPRSの活動内容を広く一般に公開することがインターネットの一層の健全な発展に資することになるとの考えに基づき、2004年より毎年公開しているもの。

これによると、JPドメイン名全体の登録数は、2020年1月1日時点で1,576,407件となり、1年間で25,050件増加した。その内訳は、「汎用」が67.6%、「属性型・地域型」が31.7%。属性型・地域型を詳しく見ると、「co.jp」が86.0%を占め、「or.jp」が7.5%、「ne.jp」が2.6%などとなっている。

JPドメイン名登録管理業務を含むサービス全体のコンセプトとして掲げる4つの柱である「信頼性」「安定性」「利便性」「経済性」のそれぞれのバランスを適切に保ちながら、さらなる高度化を目指している。2019年も、サービスの改善をはじめ、国内外の各種会合への参加や、ドメイン名やDNSに関する情報発信などインターネットの安定運用のための活動を継続している。

主な取り組みとして、ISO27001の認証取得や、登録情報の確認に関する規則の整備などサービスの改善、JPドメイン名登録者の意図しないドメイン名移転防止のための取り組み、登録要件を満たさない者によるJPドメイン名の不正な登録など不正登録防止のための取り組みなどを行っている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 差出人不明の郵便「駅のトイレで病院の封筒に入ったUSBを拾得し 個人情報が含まれていた」

    差出人不明の郵便「駅のトイレで病院の封筒に入ったUSBを拾得し 個人情報が含まれていた」

  2. Amazon 人材流出 ついに AWS をダウンさせる

    Amazon 人材流出 ついに AWS をダウンさせる

  3. ファイアウォールの入替作業での設定ミスが原因 ~ アクリーティブへの不正アクセスでサーバの一部が暗号化

    ファイアウォールの入替作業での設定ミスが原因 ~ アクリーティブへの不正アクセスでサーバの一部が暗号化

  4. 100 名規模のチームを組成し調査 ~ アスクルへのランサムウェア攻撃

    100 名規模のチームを組成し調査 ~ アスクルへのランサムウェア攻撃

  5. 今日もどこかで情報漏えい 第40回「2025年8月の情報漏えい」個人情報が借金の担保になることが実証か

    今日もどこかで情報漏えい 第40回「2025年8月の情報漏えい」個人情報が借金の担保になることが実証か

ランキングをもっと見る
PageTop